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ゆけむりの宿 美湾荘

和倉温泉旅館「ゆけむりの宿 美湾荘」 石川県は能登、七尾湾に面した美しい景観と旬な味を 存分にお楽しみいただける和倉の歴史ある温泉宿です。

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営業マンが行く 3〜取材〜

 今日は、『花嫁のれん』で知られている七尾市一本杉通りに出かけて来ました。今回、お邪魔させていただいた『お茶の北島屋』さんのご主人に取材を申し込んだところ快く引き受けて頂いて、いろいろとお話を聞かせて頂きました。 
町興しと商店街の復活・活性化
 以前の一本杉通り商店街は華やかでしたが、近年の郊外型ショッピングの定着により不振にあえいでいました。そこで、町興しと商店街の復活・活性化にむけて努力していらっしゃる一本杉通り町会長でもある北島屋のご主人を中心に思い悩んでいたところ・・・商店街の5名の女将さんたちが、古くから地元に伝わる嫁入り道具の『花嫁のれん』を各店内に飾り『花嫁のれん』に纏わる話を訪れる観光客等に語るのは・・・?というのが始まりでした。
 今日では、月に2回視察に訪れるお客もしだいに増え、展示する各お店も増えてきました。又、ひとつ商店街の風物『語り部処』と称し各お店に伝わる話や商品についての説明など話して頂けるそうです。 

<花嫁のれん>について
 加賀・能登の庶民生活の風習の中に生まれた独自の『のれん』で、幕末から明治時代初期のころより加賀藩の能登・加賀・越中にみられています。花嫁が嫁入りの時に『花嫁のれん』を持参し、花婿の家の仏間の入口に掛け、玄関で合わせ水の儀式を終え、両家の挨拶を交わした後、花嫁が『のれん』をくぐり祖先のご仏前に座ってお参りをしてから式が始まります。この時に赤または金色のろうそくを灯します。その後、『花嫁のれん』は新婚夫婦の部屋の入口に掛けられ、三日目にお部屋見舞いの仲人や親戚の女性たちが集まり、花嫁持参のお道具や衣装を拝見に来るお祝い客があるので、これら来訪者のために掛けておくといわれています。
 現代では風習・しきたりを重んじる地域や旧家、七尾市石崎奉燈の祭礼の時には、欠くことのできないものとして家々に引き継がれているそうです。 

***最後に***
 今日の取材を通して感じたことは、まず地元に居ながら今まで知らなかった話をたくさん聞くことができ、感動しました。生まれ育った七尾は、素晴らしいところだったんだと改めて再認識することができました。この一本杉通り商店街をもっと広く全国の方に知っていただきたいと思い、私どものインターネット宿泊プランとドッキングさせた企画を考案しています。近日中には、ネットUP予定です。 

by営業マン:ちび筆

<お茶の北島屋>七尾市一本杉通り(JR七尾駅より徒歩15分)
TEL0767-53-0003 FAX0767-53-0172 営業時間/9:00〜19:00(年中無休)
[URL]http://www7.ocn.ne.jp/~kita3079/
[E-mail]kitajima@joy.ocn.jp 
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